LookingUpAtTheHalf-Moon

死をテーマにしたお話は嫌いです。
泣いちゃうから。
「世界の中心で〜」ってのも、涙頂戴物だって分かってるのに泣いた。
誰しもが、死を目の前にすると、言っていることが飛びぬけて可笑しくても、
納得してしまうし、その言葉自体に重みが増して、感情に問いかけられる。
お笑いで言う所の『下ネタ』な位置づけ。
ズルイ。
でも、泣いてしまう。
そこら辺が、最終的に憎めない。
僕が思う一番ズルイお話は、死と恋愛を絡めたモノ。
あれ程簡単に人の感情を左右できる話は無い。
ズルイズルイ言いながらも、読んだり見たりしちゃうんだよね…不思議と。